Unity1Weekに参加しました

ゲーム画面


Unity1Weekというのは、一週間でゲームを制作するイベントです。
参加者各々が短期間でゲームを制作する、ゲームジャムと呼ばれる催しです。
私は、Unity1Weekに参加するのも、ゲームジャムに参加するのも初でした。

完成したものが↓こちらになります。(Unityroomに移動します。)






ラフイメージ


作ったもの

1日目 月曜日
昼ごろに「そういえばUnity1Weekが始まってるはずだ」と思い出す。

お題は「ためる」だった。
すぐに思い浮かべたのはチャージショットとか、アイテムを集めるとか。
なので、それらは避けることにした。

「世代を重ねてステータスを上昇させていくゲーム」を作ることにする。
行動を選択し、キャラクターのステータスを上げる。
そしてそのキャラクターが命と引き換えに、ステータスを魔術書に書き込む。
最後の世代が、その魔術書を手に敵と戦う。
面白いかどうかはよく分からなかった。

ランダムでセリフを喋るところだけすぐ作った。(何故?)

イベントの個人的な目標は「完成すること」「遅刻しないこと」





この時はタイトルが「災厄襲来」だった。

2日目 火曜日
タイトル画面が出来る。
ほとんど絵を描いただけで終わってしまった。





3日目 水曜日
ようやくメイン部分をコーディングした。
プレイしてみると、劇的につまらない。
これ、やめたいな〜と思う。





新しくなった

4日目 木曜日
やめたかったのでやめた。
設定の骨子だけ残して別のゲームにする。
選択肢から選んだ記憶を、魔術書に溜めるゲームになった。(なお、選ばれた記憶は失われる。)
世代を経るという部分を残せなかったので、ただでさえ少ない「ためる」感が減った。

方向転換するうえで、ゲーム性に劣るとしても、体験として面白さが存在すれば作れると思っていた。

魔女のイラストはパーツごとに分け、毎回ランダムで抽選される。
3パーツなのでn体作るとnの3乗ってかんじで、楽にバリエーションが増える。
何より同じようなものを作ったことがあった。
(あと毎日そういうゲームをやっていて馴染みがある。)

どうすればいいか分かることしかやってないので、全体的にすぐ実装出来た。





ちょっときれいになった

5日目 金曜日
絵がないと困るので絵を描く。
前日までラフ調だったので、もう少し整えた感じに直した。
普段、階調のほとんどないジャギジャギしたブラシで絵を描いているので、そのままやろうとしてしまった…。
それは全体のトーンに合ってなくて見栄えもしないので、もう少し普通なブラシに。

3時間で1.5体しか描けなくて「だめだこれ」と思う。





6日目 土曜日
引き続き絵を描いたり、効果音をつけたりする。
あまりスクリプトは書いていなかったと思う。

Unityroomを利用したことがなかったので、ゲームとして回る状態にした上でビルドとアップロードのテストをする。
問題なさそうだったので、心理的にかなり楽になった。





7日目 日曜日 最終日
調整に終始した。
選択したセリフの点数表示とか7日目までまだなかったと思う。

18時ごろに知人にテストプレイしてもらう。
ゲームを作っていると、周囲の人々にこのような「インディーゲーム制作ハラスメント」を行う必要が生じる。かわいそう。
もらったフィードバックを参考に、締切の20時までちょこちょこアップロードし直す。

20時に無事公開される。





最後に
『GAMELOADING: RISE OF THE INDIES』というドキュメンタリー映画に、Train Jamのシーンがある。
名前通り、列車内で行われるゲームジャムで、私はこの映画で初めてゲームジャムというものがあると知った。

それから「ゲームジャムに参加出来たら楽しそうだな」とぼんやり思っていたので、今回参加出来て良かったです。

お題に対して美しい回答でもなければ、美しいゲームでもないので「どないやねん」という感じもするけど、賑やかしとして楽しんで頂ければ幸いです。

頂いたコメントを読んで「このゲームを楽しんでくれている人がいるのは、その人の想像力や感受性が豊かだからに過ぎない」とつくづく感じた。


以上。
ありがとうございました。
プレイしてくれた人は、スーパーありがとうございました。

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